ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念
シュレーゲルとノヴァーリスの神秘的術語群からなる言語の森に、ドイツ・ロマン主義の〈芸術批評〉概念がはらむ形而上学的思考の地図を描き出す。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,575円(税込)
- Cコード:0110
- 整理番号:へ-3-7
- 刊行日:
2001/10/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:480
- ISBN:4-480-08629-3
- JANコード:9784480086297
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カント、後期ヘルダーリン、晩年期ゲーテという状況配置の中心に初期ロマン主義をとらえ、フリードリヒ・シュレーゲルとノヴァーリスの神秘的術語群からなる「ポエジー」言語の森に、ドイツ・ロマン主義の「芸術批評」概念がはらむ形而上学的思考の地図を描き出す。「主観‐客観」構造を排した「絶対的形式」は可能か?言語はいかにして「同一性」を実現あるいは回復しうるのか?―従来のロマン主義理解を根底から覆す『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』に、ヘルダーリン論、カント批判論ほかを加えて、初期ベンヤミンの思想世界を呈示するとともに、シュレーゲル「ゲーテの『マイスター』について」をも併録した、文庫版新訳。
ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念(序論
反省
芸術批評)
初期ロマン主義の芸術理論とゲーテ
付 参考資料1 ベンヤミンの関連論考
付 参考資料2 Fr・シュレーゲルのゲーテ批評
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