カミとヒトの解剖学
死ぬとは? 墓とは? 浄土とは? 宗教とヒトの関係を軸に「唯脳論」を展開、従来の宗教観を一変させる養老「ヒト学」の最高傑作。
【解説: 南伸坊 】
感動するのは「心」か「脳」か。魂はなぜ生じたのか。「死ぬ瞬間」はあるのか。脳死とはどういうことか。死体が不気味なのはなぜか。身体は空の器か。墓とは何か。魑魅魍魎の正体は?宗教と科学と信仰の関係は?脳の問題は、機能すなわち心として見れば経典に戻り、構造すなわち脳として見れば自然科学に戻る。―宗教とヒト、とくに脳と宗教との関係を軸に、『唯脳論』の考えを多くの主題に応用して展開し、従来の宗教観を一変させる養老「ヒト学」の最高傑作。
1 臨床宗教(宗教体験と脳
「鰯の頭」と合理性 ほか)
2 「死」の解剖学(死ぬという瞬間はない
脳の死とはどういう現象か ほか)
3 霊魂の解剖学(現代の魑魅魍魎
霊魂の「根性」 ほか)
4 臨床仏教(経典の解剖学
浄土の見方 ほか)
5 隠された身体(禅の身体論
身体という禁忌 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可