ニーチェは、今日?
ジャック・デリダ 著 , ジル・ドゥルーズ 著 , ジャン=フランソワ・リオタール 著 , ピエール・クロソウスキー 著 , 林 好雄 翻訳 , 本間 邦雄 翻訳 , 森本 和夫 翻訳
クロソウスキーの〈陰謀〉、リオタールの〈メタモルフォーズ〉、ドゥルーズの〈脱領土化〉、デリダの〈脱構築的読解〉の白熱した討論。
![ジル・ドゥルーズ](/photo/author/medium/000058.jpg)
ジル・ドゥルーズ
ドゥルーズ,ジル
1925-95年。フランスの哲学者。1970年よりパリ第8大学教授。60年代以降の言語論的な転回、ポスト構造主義の思想的文脈のなかで思索を重ね、主著『差異と反復』(1968年)などを世に問う。また、ガタリとの共著『アンチ・オイディプス』(1972年)、『千のプラトー』(1980年)は、精神分析やマルクス主義の概念を援用した資本主義社会論として、大きな影響を与えた。
フランス・ノルマンディーのスリジー=ラ=サルで行なわれた「ニーチェは、今日?」というテーマの討論会の記録。現行の政治体制や制度に対する有効な“対抗=運動”として、「闘争と戦略の新しい行動の再創造」の必要性が痛感されるなか、スリリングな読解と白熱した討論が展開される。クロソウスキーの“陰謀”、リオタールの“メタモルフォーズ”、ドゥルーズの“脱領土化”。とりわけデリダの発表「尖鋭筆鋒の問題」は、統一的なニーチェ像やニーチェ思想の統一的解釈ではなく、新しいテクストとの関わり方、いわゆる「脱構築的読解」の見事な実演である。詳細な註と解説を付す。
悪循環(ピエール・クロソウスキー)
回帰と資本についてのノート(ジャン=フランソワ・リオタール)
ノマドの思考(ジル・ドゥルーズ)
尖鋭筆鋒の問題(ジャック・デリダ)
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