ガリレオの弁明
危険思想としての検邪聖省の詮議を受けた地動説。獄中にあったユートピストが古往今来のコスモロジーを総動員し、ガリレオの弁護に乗りだす。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,050円(税込)
- Cコード:0110
- 整理番号:カ-20-1
- 刊行日:
2002/03/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:224
- ISBN:4-480-08685-4
- JANコード:9784480086853
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カンパネッラは、テレジオ、ブルーノらと並ぶ後期ルネサンスの代表的思想家。監禁・幽閉30年に及んだその生涯はまさに波瀾万丈、巨大な百科全書の観を呈するその思想もまた複雑で究めがたい。生気論は機械論と、占星術は天文学と、中世的自然学は近代的物理学といかに調和しうるか。『太陽の都』以外に知られるところの少ない急進的万能人の知的背景と世界観を窺ううえで、さらには「科学革命」の現場からの証言として、本書は逸することのできない一級のドキュメントである。長文解説併載、改訳決定版。
第1章 反ガリレオ説
第2章 親ガリレオ説
第3章 第四、第五章の回答へと導く三つの前提条件
第4章 第一章で提示した反ガリレオ説への回答
第5章 第二章の親ガリレオ説で提示された論題をいかに大切に扱うか
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