暗黒日記 2
戦争というものが何を意味するかを納得することは将来の日本に大切である――戦況悪化する昭和19年、戦後を見据えた言論人の日々刻々の記録。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,680円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:キ-11-2
- 刊行日:
2002/07/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:560
- ISBN:4-480-08712-5
- JANコード:9784480087126
- 在庫 ×
昭和17年12月、評論家・清沢洌はある決意をもって日記を書きはじめた。のちに『暗黒日記』の名で知られるようになるこの日記は、戦後に外交史を書くための資料とすることを企図して、戦時下の政治や社会にあらわれた種々の病理現象に対する観察や批判を詳細に記したものであった。彼が痛烈に批判した現象の多くは、日本社会が長く培ってきた病理的傾向の最も凝縮された姿であり、その批判は、現在の日本を考えるに際してもきわめて示唆に富んでいる。優れたリベラリストがのこした後世への遺言ともいうべき貴重な記録。第2巻には、戦況ますます悪化する昭和19年分を収録。
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