対論 脳と生命
現代人にとって死が持つ意味とは? 脳死問題や科学がもたらす未来、さらには思想、宗教、ヒューマニズムの問題にまで発展する白熱の対論。
とめどなく科学技術が発達していく現代社会において、人間の「生」と「死」が持つ意味とは何なのか?快適さを追求してきたはずの都市のなかに、人間はみずから囲い込まれてしまったのではないか?そこで、はたして、人間はほんとうに幸福になったのか?日本人の死生観から、医療、宗教、超能力、教育問題、ヒューマニズムの本質まで。オウム事件直前の1994年末、脳科学者と生命哲学者が、生命と科学、そして人間社会の未来について、くまなく踏み込んでいく白熱の対論。
第1章 自然な死はどこにあるのか(死との出会い
自己の延長としての死体 ほか)
第2章 死をめぐる「意味」の問題(体外離脱と臨死体験
超常現象は脳内現象か ほか)
第3章 ヒューマニズムの陥穽(快と不快
ヒューマニズムとは何か ほか)
第4章 システムの超克と人類の未来(宣長における公と私
医学と宗教 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可