ハイ・イメージ論 2
価値・生命・言語・神といった古典的主題への迂回を経て、さらに現在へと向かう世界視線より見えてくるものは? 批評の冒険。
【解説: 芹沢俊介 】
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,365円(税込)
- Cコード:0110
- 整理番号:ヨ-1-8
- 刊行日:
2003/11/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:400
- ISBN:4-480-08812-1
- JANコード:9784480088123
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「…要約してしまえば、どんな緊急で突発的にみえる主題も、永続的な根本的な主題のすがたをはらんでいるかとおもうと、どんな永続的な悠久の貌をした主題も、かならず緊急で、突発的なすがたをはらんであらわれるということだ」。批評の冒険は、価値・生命・言語・自然・神といった、一見古典的な主題へと向かう。伝統への回帰でも、新しい弁神論の試みなのでもない。これもまた、現在を追いつめ、同じに現在によって追いつめられた、のっぴきならない思考の身振りであり、世界視線という方法の戦略的実践なのだ。分離と解体を経て、いまや大きく拡張された場所から見えてくるものは何か。待望の連作第2弾。
拡張論
幾何論
自然論
分散論
パラ・イメージ論
段階論
普遍喩論
視線論
表音転移論
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