日本語のリズム ─四拍子文化論
耳に快い七五調の基盤には四拍子のリズムがあった! 「声に出して読む」日本語から文化のアイデンティティーに迫る異色の日本語論。
【解説: 安西徹雄 】
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 945円(税込)
- Cコード:0181
- 整理番号:ヘ-4-3
- 刊行日:
2005/11/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-08942-X
- JANコード:9784480089427
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「色は匂へど 散りぬるを」「夏草や つはものどもが 夢の跡」―日本語の韻文の基本が、古来培われた七五調というのはご存じのとおり。五・七・五とくれば交通標語でもピシッと決まって聞こえる。しかし、声に出して心地よく耳にしっくりくるこの七五調の基盤には、ことばの切れ目と間から生まれる4拍子のリズムがあったのだ。日本人の内在律として生き続けてきたこのリズムを見つけ出し、「心地よさ」から日本語のアイデンティティーを探る、スリリングな日本語論。
1 七五調はリズムか
2 七五調は四拍子
3 定型さまざま
4 英語俳句のおろかしさ
5 自由詩・散文のリズム
6 四拍子文化とその根元
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