二十一世紀の資本主義論
市場経済にとっての真の危機、それは「ハイパー・インフレーション」である。21世紀の資本主義のゆくえ、市民社会のありかたを問う先鋭的論考。
グローバル市場経済にとっての真の危機とは、金融危機や恐慌ではない。基軸通貨ドルの価値が暴落してしまうグローバルなハイパー・インフレーションである。しかし、自由を知ってしまった人類は好むと好まざるとにかかわらず、資本主義の中で生きていかざるをえない。21世紀の資本主義の中で、何が可能であり、何をなすべきかを考察し、法人制度や市民社会のあり方までを問う先鋭的論考。
1 二十一世紀へむけて(二十一世紀の資本主義論―グローバル市場経済の危機
インターネット資本主義と電子貨幣)
2 短いエッセイ(売買と買売
商業には名前がなかった ほか)
3 長いエッセイ(西鶴の大晦日
美しきヘレネーの話 ほか)
4 経済学をめぐって(マクロ経済学とは何か
ケインズとシュムペーター ほか)
5 時代とともに(資本主義「理念」の敗北
歴史の終焉と歴史の現実 ほか)
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