読書の学
言ハ意ヲ尽クサズ
『論語』をはじめ史書、漢詩などを取上げ、その内的事実に立ち入り「著者を読む」実践を行う。中国文学の巨人が説く読書と思索。
【解説: 興膳宏 】
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,260円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:ヨ-3-5
- 刊行日:
2007/04/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:416
- ISBN:978-4-480-09048-5
- JANコード:9784480090485
- 在庫 ×
言語は、事実のコミュニケーションのための媒体であるばかりではない。言語自体がまた人間的事実であり、そこに集約されている著者の態度が精密に読み込まれてはじめて、読むことは十全な読書となる。論語・史記から契沖、宣長、徂徠にいたるまで、漢籍や和書を縦横にし、著者の内部に生起し蓄積する感情・思考・論理を通して内的事実に降り立つ実践を展開する。事実に触発される意識をたどり、読書論を超えて学問論にいたる。著者の悠然たる文学的逍遙につき随って、その思考の筋道をつぶさに経験する一巻。
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