柳宗民の雑草ノオト
カラー図版60点!
路傍にひろがる生命の曼荼羅世界
雑草は花壇や畑では厄介者。でも、よく見れば健気で可愛い。美味しいもの、薬効を秘めるものもある。カラー図版と文で60の草花を紹介する。
空き地や路傍でよく見かける雑草は、花壇や畑では厄介者。けれども、その可憐な花には四季の風情を感じさせる愛らしさが漂っている。春の悦びを告げるナズナ、初夏に白い花が清々しいドクダミ、万葉の歌人も愛した秋の七草オミナエシ。食べたら美味しいもの、すぐれた薬効を発揮するものもある。本書では、60の草花の特性と来歴を解説。練達の園芸家が庭の片すみで植物を見つめ、そのたくましさと生命の神秘に惜しみない賞賛を捧げる。美しい水彩画もお楽しみあれ。
第1章 春(ナズナ
ホウコグサ
ハコベ ほか)
第2章 夏(クサノオウ
タケニグサ
ムラサキケマン ほか)
第3章 秋(ヨモギ
アワコガネギク
セイタカアワダチソウ ほか)
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