音を視る、時を聴く[哲学講義]
哲学と音楽、究極の対話
音の時間的空間的特性と数学的構造とは。音楽と哲学、離れた二つが日常世界の無常と恒常の間で語りつくされる。一九八二年の名対談がここに。
イメージは頭にあるのだろうか、それとも身体が感じるのだろうか、そして言葉はそれとどのようにかかわるのか。人は時間を、そして音をどのように知覚するのか、あるいは、それは客観的に計測できるのか。哲学や諸科学がさまざまに論じてきたこれらの問いに正しい「表現」を与えるべく、世界的ミュージシャン・坂本龍一の問いかけに、時間と感覚について独自の思考を展開させてきた哲学者・大森荘蔵が応える先鋭的な哲学講義録。1980年代の傑作対話がここに。
第1講 見ることと聴くこと
第2講 “今”とはどういう時間か
第3講 イメージは頭蓋骨の中にあるか
第4講 風景を透かし視る
第5講 未来が立ち現われる
第6講 “私”はいない
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