新版 天文学史
その向こうには何がある?
人間の持てる道具とともに、宇宙はその広がりと奥行を深めてきた。最前線の宇宙物理学者から見た先史時代に始まる壮大な天文学史。写真多数。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,470円(税込)
- Cコード:0144
- 整理番号:サ-21-1
- 刊行日:
2007/06/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:464
- ISBN:978-4-480-09069-0
- JANコード:9784480090690
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その向こうには何がある?巨大な装置で誤差を抑え天体の運行を観測した時代。レンズで対象との距離を縮め、間近に天体を覗こうとした時代。電波や宇宙線など、人間の五感を超えた情報で宇宙を探った時代。宇宙は人間の持てる道具とともに、その広がりと奥行きを深めた。この先、人間は宇宙にいったい何を発見するのだろう。先史時代の天文遺跡に始まり、コペルニクス、ブラーエ、ケプラー、ガリレオ、ニュートンら偉人の業績をひもとき、量子力学と相対論によって劇的に変貌した20世紀天文学へ、宇宙物理学へといたる。研究最前線の学者による壮大な天文学通史。写真・図版多数。
プロローグ
史前史時代の天文学
古代の天文学
ギリシャ天文学
中世の天文学
近代への移行期
近代の天文学(力学的自然観の発展
恒星から星雲へ)
20世紀の天文学
現代天文学の方向―21世紀への展望
エピローグ―宇宙の中の人間
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