日本の百年1 御一新の嵐 1853―1877

鶴見 俊輔 編著

臨場感あふれる迫真のドキュメント

地を歩く人の視線から構成された開国以来百年の歴史、復刊を待望された名著の文庫化。第一巻は明治維新、そこでは何を達成し、何が亡びたのか。

日本の百年1 御一新の嵐 1853―1877
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,575円(税込)
  • Cコード:0121
  • 整理番号:ニ-9-1
  • 刊行日: 2007/05/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:978-4-480-09071-3
  • JANコード:9784480090713
鶴見 俊輔
鶴見 俊輔

ツルミ シュンスケ

1922年、東京生まれ。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。交換船で帰国後、海軍嘱託としてジャカルタ在勤武官府勤務。46年、丸山眞男らと『思想の科学』を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。京大助教授、東工大助教授、同志社大教授を経て70年より著述業。著書に『いま家族とは』、『本音を聴く力』(福島美枝子と共著)、『家の神』(写真:安達浩)など。他に『鶴見俊輔集』全12巻・続篇5巻がある。

推薦のことば

『日本の百年』の新しさ 筒井清忠

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著者からのメッセージ

近代をつくった幕末明治の日本人[全文を読む]

この本の内容

開国以来、日本の歩んできた100年、そこに生きた人々、当時の雰囲気、世相風俗を浮き彫りにした、臨場感あふれる迫真のドキュメント。公式記録や史料、体験談、新聞、雑誌、回想録、流行歌にいたるまで多方面から取材し、時代の種々相を写し出した記録現代史全10巻。復刊を待望された名著の文庫化。第1巻は、近代日本の最大の転換点、明治維新期。1853年、ペリー率いるアメリカの黒船が浦賀に来航、200年以上におよんだ鎖国が破られ、日本の歴史の軸は大きく変わってゆく。時代に先駆けた人々、取り残された人々のドラマ。日本人はそこに何を見たのか。この変革で何が達成され、何が亡びさったのか。

この本の目次

東西南北
第1部 新しい力(黒船以後
戊辰戦争)
第2部 明治維新(四民平等
文明開化)
第3部 とりのこされた人びと(反乱)
昔も今も

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