知についての三つの対話
解き放たれよ!――
「anything goes」、相対主義の立場をとる著者の面目躍如! 麻痺した価値観と硬直した科学知の呪縛から読者を解き放つ、知的営みとしての対話。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,365円(税込)
- Cコード:0140
- 整理番号:フ-27-1
- 刊行日:
2007/07/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:352
- ISBN:978-4-480-09082-9
- JANコード:9784480090829
- 在庫 ×
ファイヤアーベントという衝撃 竹内 薫
プラトンは観念と生活との間の深淵は対話で架橋できると考えた。対話は一般的かつ専門技術的双方の意味で哲学的であり、われわれがしっかりした基盤と信じてきたものの虚構的な性格を論証してしまうからだ。批判的合理主義的立場に対し、「anything goes」(何でもあり!)と相対的な立場をとる著者が贈る対話という知的営み。思考の盲点や偏見に陥ることなく客観的・経験的な妥当性から導き出される知への道を示し、犀利な分析と明晰な洞察による、研ぎ澄まされた批判を展開する。
第1の対話(1990年) 知とは何か―プラトン『テアイテトス』を題材に
第2の対話(1976年) 科学とは何か―占星術、伝統医療をめぐって
第3の対話(1989年) 知恵とは何か―物語としての知
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可