決定的瞬間
大戦の死命を制した
外交と諜報戦の内幕
ある暗号電報の解読が、第一次大戦の流れを変え、米国参戦を決定づけてゆく。『八月の砲声』の著者が大戦の内幕を描き出す傑作歴史書。
【解説: 小谷賢 】
ある暗号電報の解読が、世界史を変えた!第一次世界大戦の勃発から2年半、欧州戦線は膠着し、850万人の死者を出してなお出口の見えない泥沼が続いていた。アメリカが参戦しないかぎり戦局は動かない。しかし当のウィルソン大統領はあくまで中立を貫く。そんなある日、1本の暗号電報を傍受したことから、英海軍諜報部が動き出す。イギリス、ドイツ、アメリカの決断は?メキシコ、日本を巻き込んで、水面下で息詰まる情報戦が繰り広げられ…。名著『八月の砲声』の著者が、膨大な資料を綿密に読み解き、アメリカ参戦の内幕を克明に描き出した傑作歴史ノンフィクション。
待っていた電報
賢明なるドイツ皇帝と黄禍
「すぐ、税関を占領せよ!」
第三者―日本
「フォン・リンテレン、当地にきたる…」
ドイツ製「ビリャ万歳!」
「わが友、ツィンメルマン」
わな
電報は送られた
「わが生涯の最も劇的な時」
電報、ワシントンへ
確信を余儀なくされて
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可