日本史への挑戦
「関東」から日本を問う
関東は貧しき鄙か? 否! 古代考古学と中世史の巨頭が、関東の独自な発展の歴史を掘り起こし、豊かな個性を明らかにする、刺激的な対論。
「関東」は、日本史のなかでは鄙の地として、奈良や京都のはるか遠景に置かれてきた。しかし、この地に鎌倉幕府が置かれ、江戸幕府が開かれたのは偶然ではなく、関東に大きな潜在力があったからである―古代考古学と中世史の二人の碩学が、関東という地域社会の独自な発展の歴史を掘り起こし、日本列島全体の中で、また東アジア、アメリカ大陸との交流も視野に入れて、その豊かな個性を明らかにする。地理的な特徴、交通と交易、独自な産業、渡来人の文化、宗教の系譜など、さまざまな視点から関東の歴史を語り、新たな「関東学」の地平を開く、刺激的な対論。
1 ひらかれた関東(いま、なぜ「関東学」か
考古学からみた関東
「関東学」の輪郭
多様なる列島社会 ほか)
2 関東の歴史力(養蚕と織物
鉄の力
浅草の観音伝説
狩猟と馬 ほか)
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