和算書「算法少女」を読む
娘あきはどんな問題に
挑戦していたのだろう
娘あきが挑戦していた和算とは? 歴史小説『算法少女』のもとになった和算書の全問をていねいに読み解く。
【解説: エッセイ 遠藤寛子、解説 土倉保 】
小説『算法少女』(遠藤寛子著)は実在の江戸時代の和算書『算法少女』にその想を得ている。和算が成人男子の占有物であった時代、町医者・千葉桃三が娘あきと書いたとされるその書は、初級10問、中級以上20問から成る。本書はその全30題をていねいに解いた初めての和算書『算法少女』詳解書。和算になじみの薄い読者のために、現代の数式表記を用い、使われた和算の術も解説。題意理解のための時代背景や文化も紹介。古書を判じながら和算に親しむ実践的入門書であり、中学・高校の先生方には絶好の教材解説書である。遠藤寛子氏のエッセイと研究者の立場からの土倉保氏の解説を付す。
第1章 序文と円周率
第2章 巻の上
第3章 巻の中
第4章 巻の下
実録と虚構のはざまで(遠藤寛子)
解説 和算書『算法少女』をめぐって(土倉保)
資料 『算法少女』
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