自然の家
大地と調和する美学
いかにして人間の住まいと自然は調和をとりうるか。建築家F・L・ライトの思想と美学が凝縮された名著を新訳。最新知見をもりこんだ解説付。
日本でも圧倒的な人気を誇る建築家フランク・ロイド・ライト。彼が設計した住宅は、大地と自然に調和し、素材の美しさを活かしつつ、まるで植物が成長するように有機的空間が展開する。その根底にあった理念とは、一体どのようなものなのか?無駄を省いたそのデザインは、人間が自らの生活を自由に決定することを是とするデモクラシーの思想に支えられたものでもあった。自らの美学と信条を語り、長く読み継がれてきたライトの主著。建築論の必読書としてだけでなく、アメリカ近代思想や環境論の文脈からも再評価される古典の新訳。100点を超す図面・写真を収録。充実した解説を付す。
第1章 一九三六‐一九五三年(有機的建築
新しい家を建てる
素材の本性のままに―その哲学
ユーソニアン住宅 ほか)
第2章 一九五四年(統合性―人にも、住まいにも
大地から築きあげる
文法―芸術作品としての家
「ユーソニアン・オートマチック」 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可