花物語 ─[続]植物記

牧野 富太郎

なぜ花は匂うか?

自らを「植物の精」と呼ぶほどの草木への愛情。その眼差しは学問知識にとどまらず、植物を社会に生かす道へと広がる。碩学晩年の愉しい随筆集。

花物語 ─[続]植物記
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,050円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:マ-29-3
  • 刊行日: 2010/01/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-09272-4
  • JANコード:9784480092724
牧野 富太郎
牧野 富太郎

マキノ トミタロウ

1862−1957。現高知県生まれ。植物分類学者。小学校を中退し、独学で植物学者を志す。東京大学理学部植物学教室で研究、同大学助手、講師を務める間に全国の植物の採集調査を続けて多数の新種を発見し、日本の植物分類学の基礎をつくる。『植物学雑誌』『植物研究雑誌』を創刊。理学博士、第1回文化功労者、没後文化勲章受章。『日本植物志図篇』(11冊)、『大日本植物志』(4冊)、『牧野植物学全集』(7冊)、『牧野日本植物図鑑』ほか著書多数。

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