二十世紀 下
私たちの今・現在を知る手がかりがいっぱい詰まった画期的な二十世紀論。身近かな生活から、大きな歴史の動きまでをダイナミックに見通す。
20世紀とは何だったのだろう?第二次大戦後の世界を長らく覆っていた東西の冷戦構造。イデオロギー対立という仮面をかぶった国家間の利害対立。19世紀的なるものが支配しつづけたのが私たちの生きた時代だった。「これは何かヘンだ」という橋本治の素朴な感覚を出発点に、わかりやすい言葉で、今ここにいる私たちにとって避けて通ることのできない百年間の歴史が語られる。
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