李白の月  

南 伸坊

一夜を共にした美女の正体は? 耳から出た小人とは? 昔中国でホントにあった不思議な17話を絶妙な漫画とエッセイで描く。
【解説: 夏目房之介 】

李白の月  
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 693円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:み-5-14
  • 刊行日: 2006/04/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-42035-5
  • JANコード:9784480420350
南 伸坊
南 伸坊

ミナミ シンボウ

1947年東京生まれ。イラストレーター。美学校「美術演習」教場修了。雑誌『ガロ』の編集長を経て、80年よりフリーとなり、イラストレーション+エッセイで活躍。また、赤瀬川原平、藤森照信らと路上観察学会を設立し、その成果は文章やTV等で発表されている。著書に『笑う写真』『李白の月』(以上、ちくま文庫)、『モンガイカンの美術館』(朝日文庫)、『装丁/南伸坊』(フレーベル館)、『本人の人々』(マガジンハウス)、『仙人の壺』(新潮社)など多数。

この本の内容

ある日突然現われ、一夜を共にした美女の正体は?ある朝、犬が頭巾をかぶって踊ったのは何の前触れか?ある時、同一人物が二人現われた!その人物のその後の運命は?昔、中国で「本当にあった」不可思議な話を絶妙なラインの漫画とエッセイで描く。中国古典文学を元にした奇妙な味わいの物語。文庫版のために未収録作品を追加。全17篇。

この本の目次

李白捉月
北斗の謎
夜の蝶
隠された沓
鏡の人
耳中人
家の怪
へんな顔
巨きな蛤
寒い日
魂の形
星に遇う
落頭民
変貌
花魄
末期の視覚
月下の怪

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