完本 美空ひばり
昭和の大歌手・美空ひばりが生きた時代とひばりを支えた人々の思いとは? 戦後史の中に大スターを描く芸能ルポの最高傑作。
【解説: 山崎浩一 】
日本歌謡史上最大のスター・美空ひばり。昭和の影を色濃く背負いながらも、今日なお多くの人々の魂をとらえて離さない。日本人の心情を直撃した魅力。ジャズも歌いこなした音楽的才能のすべて。小林旭との離婚など順調ではなかった私生活。三代目山口組との関係で、世間の指弾や反発を受けながらも屈せずに生きた強さ…。ひばりの本質へと迫った竹中労の最高傑作。
第1部 笑顔と涙の遠い道(私は街の子―生いたち(一九三七〜四七)
リンゴの花びらが―スターへの道(一九四八〜五二)
わかれ道―ひばり自身の追憶から(一九五二〜六五)
さよならの向うに―ひばりはどこへゆく)
第2部 地球の上に朝がくる―歌ごよみ三〇年(戦争のなかをゆく歌謡曲―ひばりを生んだ社会的背景
歌でみる二〇年―ひばりをめぐる戦後社会史)
第3部 かくて、それからの美空ひばり(五・三〇、ひばりとの出会い
わが青春の美空ひばり―戦後映画史の流れにつづる
ゴッド・マザーの死)
付録 竹中労がえらぶ・ひばり映画ベスト10
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可