水滸伝 3
梁山泊の首領となる宋江が再び登場。弓の名人花栄、一日に五百里走る戴宗、黒旋風の李逵ら個性的な豪傑たちの活躍を描く第三巻。
【解説: 高島俊男 】
武松は鴛鴦楼で大暴れし、弓の名人花栄が登場して、清風寨をおおいに騒がす。一方、星主の宋江は閻婆惜殺しの罪で捕まり江州に送られ、そこの牢役人で一日五百里を走る戴宗や二挺の斧を自在に使う李逵と出会う。百八人の好漢たちは続々と出会っていくが彼らに対する中央政権の風当たりもしだいに激しさを増していく。
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