牛乳の作法

宮沢 章夫

なぜ彼らは牛乳を振るのか。電柱の貼り紙「川上」とは。笑いあり。そしてただ立ちつくし、書くことで「いまのからだ」を考え続ける。
【解説: 青山真治 】

牛乳の作法
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 714円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:み-20-2
  • 刊行日: 2005/12/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:4-480-42155-6
  • JANコード:9784480421555
宮沢 章夫
宮沢 章夫

ミヤザワ アキオ

1956年静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家。遊園地再生事業団主宰。エッセイ集に『茫然とする技術』『牛乳の作法』(ちくま文庫)、『考える石、その他の石』(白水社)、『チェーホフの戦争』(青土社)、戯曲に『月の教室』『14歳の国』(白水社)、小説『サーチエンジン・システムクラッシュ』(文春文庫)、『不在』(文藝春秋)など多数。

著者に関する情報

「webちくま」にて、「テクの思想と、その展開」連載中。[こちら]

この本の内容

なぜその人たちは牛乳を振るのか?腰痛の時に発見した電柱のはり紙「川上」とは?「サウナで汗をかく男」を見て感動できるか?「お祭りは何時までやっていますか」という質問はなぜ「だめ」か?そして、本を読むならなぜだめな喫茶店がいいのか?可笑しい。そして立ちつくして考える。エッセイと評論。

この本の目次

1 歩く―「川上」
2 恐れる―ニコルソン
3 読む―だめな喫茶店
4 疑う―自己紹介
5 観る―できない人
6 迷う―カラスはどこで死ぬか
7 逍遙する
8 立つ―ラジカルの生きていた空気

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