昭和史探索 一九ニ六−四五 2巻

半藤 一利 編著

統帥権干犯問題から国際連盟脱退。

選び抜いた史料と背景の時代状況を1年ごとに分析、書き下ろした解説で昭和史を探索するシリーズ。2巻は海軍軍縮条約・五・一五事件・国際連盟脱退ほか。

昭和史探索 一九ニ六−四五 2巻
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 924円(税込)
  • Cコード:0121
  • 整理番号:は-24-4
  • 刊行日: 2007/01/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:448
  • ISBN:978-4-480-42222-4
  • JANコード:9784480422224
半藤 一利
半藤 一利

ハンドウ カズトシ

1930年、東京生まれ。53年、東京大学文学部卒業後、文藝春 秋社入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経 て現在、作家。『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞受賞)、『ノモンハンの 夏』(山本七平賞受賞)、『昭和史』(毎日出版文化賞特別賞受 賞)、『日本のいちばん長い日』『「真珠湾」の日』『遠い島ガダ ルカナル』『永井荷風の昭和』『清張さんと司馬さん』『日本国憲 法の二〇〇日』『聖断』『漱石先生お久しぶりです』『漱石先生大 いに笑う』『それからの海舟』『荷風さんの戦後』 『昭和史 探索』(全6巻)『昭和史残日録』『幕末史』など著書多数。

この本の内容

名著『昭和史』の著者が長年の昭和史研究の中で選びだした史料と共に、歴史を動かした重大な事件の背景を探索する待望のシリーズ。数多くの史料の中から読みやすくかつ価値のある著作を厳選、抜粋。その背景にある時々の情勢、時代の空気について各年ごとに書き下ろしの解説を付する。第2巻はロンドン海軍軍縮条約、統帥権干犯問題、五・一五事件、満州国建国、国際連盟の脱退など、戦争への道すじが顕わになる昭和五年から八年を探索する。

この本の目次

昭和五年から八年の大きな流れ
昭和五年(一九三〇)(世界大不況下の日本
ロンドン軍縮会議への三原則 ほか)
昭和六年(一九三一)(「三月事件」の策謀者
満州事変への道をひたすらに ほか)
昭和七年(一九三二)(上海事変もまた謀略であった
リットン調査団の来日 ほか)
昭和八年(一九三二)(国際連盟から脱退・栄光ある孤立
「瀧川事件」の敗北の意味 ほか)

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