チャペック旅行記コレクション3 スペイン旅行記
「それは、絶対的な抒情詩だ」
読めば行きたくなる、絶賛旅行記。イラスト多数
描きたいものに事欠かないスペイン。酒場だファザードだ闘牛だフラメンコだ、興奮気味にその楽しさを語りスケッチを描く、旅エッセイの真骨頂。
故郷をこよなく愛するとともに、世界の多様な風景・風俗を愛したチャペックは多くの旅行記を遺している。その優しくユーモラスな筆致は、深い悲しみと叡智を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は1929年スペイン周遊の際に書かれた旅行記。ラテン、イスラム、ユダヤ、ジプシー、バスク、そして闘牛やフラメンコ…様々な民族や風物の混交する面白さ美しさに魅せられた心躍るエッセイ。
国際急行列車
ドイツ、ベルギー、フランスを通って
カスティーリャ地方
太陽の門
トレド
血の酒場
ベラスケス またはスペイン貴族
エル・グレコ または信仰
ゴヤ または裏返しの人
その他の画家〔ほか〕
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