枕草子
日本最古の随筆を読む
古典を読みはじめたい、読みなおしたい、と思う読者のための古典入門書。ものづくし編と宮廷生活編の二部構成で、わかりやすい鑑賞付。
日本古典を読みはじめたい、もう一度読みなおしたい、と思う読者のための古典入門書。二部構成の第一部はいわゆるものづくしと随想の段から代表的なものを抜粋し、読みやすい現代語訳に、適切な語釈、読みごたえのある鑑賞を付す。第二部は宮廷生活の描写の段を時代順に再構築し、オリジナルの「加工訳」と鑑賞で、初学者にも一読で楽しめる工夫を凝らす。
第1部(四季の美しさ―第一段
法師というもの―第四段
節句の天候―第七段
宮仕えさせるべき女性―第二一段 ほか)
第2部(初出仕のころ―第一七六段
中関白家栄華の日―第二六〇段
道長がひざまずく―第一二三段
宮からの手紙―第二八二段 ほか)
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