つまらない学問は
罪である。

恣意的なデータを使用し、権威的な発想で人に説教する困った学問「社会学」の暴走をエンターテイメントな議論で撃つ! 真の啓蒙は笑いから。

反社会学講座
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 798円(税込)
  • Cコード:0130
  • 整理番号:ま-33-1
  • 刊行日: 2007/07/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:384
  • ISBN:978-4-480-42356-6
  • JANコード:9784480423566
パオロ・マッツァリーノ
パオロ・マッツァリーノ

マッツァリーノ,パオロ

イタリア生まれの30代。天然パーマでひげもじゃです。父は寡黙な九州男児、母は陽気な花売り娘でした。父はマッツァリーノ家の婿養子になりました。父の仕事の関係で、幼い頃から世界中を転々としました。父の仕事は家族にも知らされておらず、いまだに謎のままです。深夜に出掛けることが多かったので、スパイか、マクドナルドの店舗清掃員だと思います。マッツァリーノ家の女性はみな骨太で、母も予想に違わず、出産後に炭水化物の食べ過ぎで激太りしました。私は現在、千葉県の幕張に住み、講師の仕事の他に、立ち食いそばのバイトをやってます。将来はフランチャイズで独立希望です。※以上、単行本発行時のプロフィール
※その後のプロフィール
戯作者を名乗り、日本で執筆活動を続けている。著書に『反社会学の不埒な研究報告』(二見書房)『つっこみ力』(ちくま新書)がある。

この本の内容

少年の凶悪犯罪は減ってるし、少子化になっても日本の社会はなんともない。昔の日本人はちっとも勤勉じゃなかったし、日本のお役人はふれあいが大好きだ…社会学を超えた「反社会学」で見れば、世の中はこんなにおもしろい!学問とエンターテインメントとお笑いを融合させ、業界を震撼させた奇書が、増補文庫版となって再登場。

この本の目次

なぜ社会学はだめなのか
キレやすいのは誰だ
満足ですかー!
パラサイトシングルが日本を救う
公平な社会を作るバカ息子(娘も)
日本人は勤勉ではない
続・日本人は勤勉ではない
フリーターのおかげなのです
ひきこもりのためのビジネスマナー講座
ふれあい大国ニッポン〔ほか〕

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