落語無学
黄金期を築いた落語家たちの
生きかた、死にざま。
落語三部作最終作。昭和40年代前半の落語界、寄席、芸人たち……語りひとつで人を異界へ運ぶ芸の魅力を描く。
【解説: 中村武志 松本尚久 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 819円(税込)
- Cコード:0176
- 整理番号:え-13-3
- 刊行日:
2008/02/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:336
- ISBN:978-4-480-42416-7
- JANコード:9784480424167
- 在庫 ×
江國滋「落語三部作」最終作。昭和30年代末から40年代初め。一時代を築いた芸人たちの多くが鬼籍に入った。彼らのたたずまい、生きかた死にざま…芸人の姿を限りない愛惜をこめて描く。また落語に登場する人物たちの愛すべき独特の気質を紹介し、語りひとつで人を異界へ導く話芸の魅力をわかりやすく説明する。著者最後にして渾身の落語論。
1 芸の周辺(料簡・吟味・間
ブラウン管の中の笑い
上方落語の魅力と特色
寄席近況)
2 落語の世界(職人百景
落語無学
落語歳時記)
3 落語の風景(芸人の死に方
柳家小さん三景
落語雑俎)
4 新作落語(退屈屋
旅ゆけば円朝)
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