パンツの面目 ふんどしの沽券
「もっとも米原さんらしい本」
…と没後に評される
抱腹絶倒&禁断のエッセイ。
キリストの下着はパンツか腰巻か? 幼い日にめばえた疑問を手がかりに、下ばきをめぐる人類史上の謎に挑んだ、抱腹絶倒&禁断のエッセイ。
十字架上のイエス・キリストの下着はパンツか、ふんどしか、腰巻か。幼少期に芽生えた疑問を心の中であたため続け、長じて作家となった著者は、パンツ・ふんどしをめぐる世界史的な謎の解明に挑むことになる。前人未到の試みとして「ちくま」連載中から話題騒然となり、没後、「最も米原さんらしい本」と評される、抱腹絶倒&禁断のエッセイ。
四〇年来の謎
よい子の四つのお約束
ルパシカの黄ばんだ下端
紙という名の神
パンツとズロースの相違
『友誼』印のズロース
禁欲と華美と
伝統との訣別
羞恥心の迷宮
羞恥心の誕生〔ほか〕
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