現代文学に決定的な衝撃を与え、今なお〈来るべき作家〉であり続けるカフカの中短篇のほぼすべてをテーマ別に編み、最良の訳者の新訳でおくる。
![フランツ・カフカ](/photo/author/medium/000050.jpg)
フランツ・カフカ
カフカ,フランツ
1883年、当時、オーストリア=ハンガリー帝国領のプラハに生まれる。ユダヤ系のドイツ語作家。法学を専攻し、1908年プラハの労働者災害保険協会に就職。1924年、死去。
![平野 嘉彦](/noimg/noimg_author.gif)
平野 嘉彦
ヒラノ ヨシヒコ
1944年生まれ。東京大学名誉教授。ドイツ文学専攻。著書『プラハの世紀末──カフカと言葉のアルチザンたち』『カフカ──身体のトポス』。訳書 アドルノ『アルバン・ベルク』ほか。
![柴田 翔](/noimg/noimg_author.gif)
柴田 翔
シバタ ショウ
1935年生まれ。作家、ドイツ文学研究者。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1964年に『されどわれらが日々――』で第51回芥川賞を受賞。以後も作家活動の傍ら、東京都立大学、東京大学文学部でゲーテを中心にドイツ文学を教える。1995年から10年間、共立女子大学文芸学部教授として、演習「詩を読む」などの授業を担当した。著書に『贈る言葉』、『突然にシーリアス』、『記憶の街角 遇った人々』(筑摩書房)、『詩に映るゲーテの生涯』(丸善ライブラリー)、『詩への道しるべ』(ちくまプリマー新書)、訳書に『ファウスト』(講談社文芸文庫)などがある。
![浅井 健二郎](/noimg/noimg_author.gif)
浅井 健二郎
アサイ ケンジロウ
1945年生まれ。九州大学教授、東京大学名誉教授(ドイツ文学)。著書に『経験体の時間─カフカ・ベンヤミン・ベルリン』(高科書店)、訳書に『ベンヤミン・コレクション』(ちくま学芸文庫・既刊4冊)など。
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