湯ぶねに落ちた猫
「猫が周囲を気にせず自然にしているのが好き」という吉行さんはすごく気になる女の人だ。(浅生ハルミン)
「猫を看取ってやれて良かった」愛する猫たちを題材にした随筆、小説、詩で編む、猫と詩人の優しい空間。文庫オリジナル。
【解説: 浅生ハルミン 】
雲、蜻蛉、猫の名前である。「蜻蛉はすこし離れた場所に座り、邪気のない目でそっと見ていた。薄い緑に茶の線が交差した蜻蛉の翅のような目差しだった。彼女は部屋の中の一番静かな場所で息を引き取った。干潮の刻だった」と微妙な独特の距離感で猫を映し出す理恵。愛する猫たちを題材にした小説、随筆、詩を中心に編む、猫と詩人の優しい空間。
流れ星
随筆(猫・ねこ・ネコ
記憶の小道
旅・読書・詩人たち
家族と私のこと)
小説(小さな貴婦人
黄色い猫)
河野多恵子さんへの便り
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