源氏物語 第二巻 花散里〜少女

大塚 ひかり 翻訳

『源氏』を読むカギは「性愛」にある。千年前の息吹を今に伝える逐語訳。

端役に至るまでキャラの立つ登場人物たちが、現代と同じ愛の悩みや病理を抱える者としてリアリティをもって迫る、するするわかる現代語訳。

源氏物語 第二巻 花散里〜少女
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,260円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:お-39-5
  • 刊行日: 2008/12/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:528
  • ISBN:978-4-480-42482-2
  • JANコード:9784480424822
大塚 ひかり
大塚 ひかり

オオツカ ヒカリ

エッセイスト。1961年、神奈川県生まれ、早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。出版社勤務を経て、1988年、失恋体験を綴った『いつの日か別の日か──みつばちの孤独』(主婦の友社)以後、『源氏の男はみんなサイテー』『カラダで感じる源氏物語』『ブス論』(ちくま文庫)『『源氏物語』の身体測定』(三交社)『快楽でよみとく古典文学』(小学館101新書)など古典エッセイのほか、個人全訳『源氏物語』(全6巻 ちくま文庫)がある。(著者写真 (c)森幸一)

この本の内容

娘を後宮に入内させ、皇子を皇位につけることによって一族が繁栄する「セックス政治」の時代。物語の読みのポイントは「性愛」にある―天候、流行歌、あらゆるものに託した性表現を読み解いた、大塚ひかり個人全訳。登場人物たちが、現代と同じ愛の悩みや病理を抱える者としてリアリティをもって迫る。第二巻は源氏須磨行前章の「花散里」から、復権して広大な六条院を落成させる「少女」まで。

この本の目次

花散里
須磨
明石
澪標
蓬生
関屋
絵合
松風
薄雲
朝顔
少女

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