つげ義春コレクション　大場電気鍍金工業所／やもり

つげ 義春 著

青春時代までの
悲惨と滑稽を描く
つげ義春自伝的作品群

つげ義春自身の青春時代が色濃くにじむ自伝的作品を集める。東京下町の町工場に働く少年やマンガ家を目指す若者の姿を描く。
【解説： 赤瀬川原平 】

つげ義春コレクション　大場電気鍍金工業所／やもり
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 798円(税込)
  • Cコード:0179
  • 整理番号:つ-14-2
  • 刊行日: 2008/11/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-42542-3
  • JANコード:9784480425423
つげ 義春
つげ 義春

ツゲ ヨシハル

1937（昭和12）年、東京葛飾生まれ。子供のころからいくつものアルバイトを経験し、小学校卒業とともにメッキ工場に勤める。その後職を変わりながら、職業としてマンガ家をめざし、1955（昭和30）年に単行本『白面夜叉』で本格デビュー。貸本マンガや子供向け雑誌で活躍。1965（昭和40）年から「月刊漫画ガロ」に作品を発表し、じょじょに注目を集めるようになる。独特な作風で知られ、寡作ではあるが、根強いファンを持つ。

この本の内容

「大場電気鍍金工業所」から「別離」まで、自伝的色彩が強く投影された作品９編を収録。少年時代から青年時代までの貧乏と悲惨を、著者独特のユーモアを交えて描く。

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