続 明暗

水村 美苗

続きはここにあった!

もし、あの『明暗』が書き継がれていたとしたら…。漱石の文体そのままに、気鋭の作家が挑んだ話題作。芸術選奨新人賞受賞。

続 明暗
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 882円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:み-25-2
  • 刊行日: 2009/06/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:978-4-480-42609-3
  • JANコード:9784480426093
水村 美苗
水村 美苗

ミズムラ ミナエ

東京生まれ。12歳で渡米。イェール大学卒、仏文専攻。同大学院修了後、帰国。のち、プリンストン大学などで日本近代文学を教える。1990年『續明暗』を刊行し芸術選奨新人賞、95年に『私小説from left to right』で野間文芸新人賞を受賞。98年に辻邦生氏との往復書簡『手紙、栞を添えて』刊行。2002年『本格小説』で読売文学賞を受賞。08年『日本語が亡びるとき──英語の世紀の中で』、09年『日本語で書くということ』『日本語で読むということ』を刊行。

この本の内容

漱石の死とともに未完に終わった『明暗』―津田が、新妻のお延をいつわり、かつての恋人清子に会おうと温泉へと旅立った所で絶筆となった。東京に残されたお延、温泉場で再会した津田と清子はいったいどうなるのか。日本近代文学の最高峰が、今ここに完結を迎える。漱石の文体そのままで綴られて話題をよび、すでに古典となった作品。芸術選奨新人賞受賞。

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