孫文の辛亥革命を助けた日本人

保阪 正康

仁あり義あり、
心は天下にあり!

百年前、辛亥革命に協力し、アジア解放の夢に一身を賭した日本人がいた。彼らの義に殉じた生涯を、激動の時代を背景に描く。
【解説: 清水美和 】

孫文の辛亥革命を助けた日本人
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 882円(税込)
  • Cコード:0121
  • 整理番号:ほ-16-3
  • 刊行日: 2009/08/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:400
  • ISBN:978-4-480-42634-5
  • JANコード:9784480426345
保阪 正康
保阪 正康

ホサカ マサヤス

評論家。ノンフィクション作家。一九三九年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。出版社勤務を経て著述活動に入る。日本近代史(とくに昭和史)の実証的研究、医学・医療の分野を検証する作品を発表している。第52回菊池寛賞受賞。本書と関連する時代をテーマとしたものに『五・一五事件─橘孝三郎と愛郷塾の軌跡』(中公文庫)、『死なう団事件─軍国主義下のカルト教団』(角川文庫)などがある。

この本の内容

清朝末期の混乱の極みにあった1911年、中国初の近代革命となる辛亥革命が起こる。その義挙成功の陰には、アジア解放の夢のもとに、革命の指導者・孫文を助けようと一身を賭した多くの日本人がいた。義によって時代を駆け抜けた孫文と宮崎滔天、山田良政・純三郎兄弟の活躍を軸に、日中にまたがる人間交流を緻密に描いたノンフィクションの傑作。

この本の目次

第1部(幻の革命家
孫文と滔天
志士・山田良政
恵州起義)
第2部(蜂起計画
後方基地・東京
辛亥の年
志士の群像)
第3部(滔天の広東行
純三郎との友誼
国共合作
遺言)

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