孫文の辛亥革命を助けた日本人
仁あり義あり、
心は天下にあり!
百年前、辛亥革命に協力し、アジア解放の夢に一身を賭した日本人がいた。彼らの義に殉じた生涯を、激動の時代を背景に描く。
【解説: 清水美和 】
清朝末期の混乱の極みにあった1911年、中国初の近代革命となる辛亥革命が起こる。その義挙成功の陰には、アジア解放の夢のもとに、革命の指導者・孫文を助けようと一身を賭した多くの日本人がいた。義によって時代を駆け抜けた孫文と宮崎滔天、山田良政・純三郎兄弟の活躍を軸に、日中にまたがる人間交流を緻密に描いたノンフィクションの傑作。
第1部(幻の革命家
孫文と滔天
志士・山田良政
恵州起義)
第2部(蜂起計画
後方基地・東京
辛亥の年
志士の群像)
第3部(滔天の広東行
純三郎との友誼
国共合作
遺言)
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