生と死が創るもの

柳澤 桂子

無数の生と死の果てに、今ここに在ることの奇跡。生命科学者が、科学の向こうに広がる詩的な世界を見つめた珠玉のエッセイ集。
【解説: 最相葉月 】

生と死が創るもの
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 798円(税込)
  • Cコード:0145
  • 整理番号:や-33-3
  • 刊行日: 2010/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-42704-5
  • JANコード:9784480427045
柳澤 桂子
柳澤 桂子

ヤナギサワ ケイコ

1938年東京生まれ。60年お茶の水女子大学理学部を卒業し、アメリカに留学。分子生物学の勃興期に立ち会う。63年コロンビア大学大学院修了。慶應義塾大学医学部助手を経て、三菱化成生命科学研究所主任研究員としてハツカネズミの発生の研究に取り組む。30代より激しい痛みと全身のしびれを伴う原因不明の病に苦しみ、83年同研究所を退職。以来、病床で多数の科学エッセーを執筆。主な著書に『二重らせんの私』(ハヤカワ文庫)『生きて死ぬ智慧』(小学館)『癒されて生きる』(岩波現代文庫)『母なる大地』(新潮文庫)他多数。

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