吉原はこんな所でございました ─廓の女たちの昭和史

福田 利子

しきたり、芸、情緒、風情
松葉屋とともに消えたもの

三歳で吉原・松葉屋の養女になった少女の半生を通して語られる、遊郭「吉原」の情緒と華やぎ、そして盛衰の記録。
【解説: 阿木翁助 猿若清三郎 】

吉原はこんな所でございました ─廓の女たちの昭和史
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 756円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:ふ-41-1
  • 刊行日: 2010/10/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-42762-5
  • JANコード:9784480427625
福田 利子
福田 利子

フクダ トシコ

大正9年東京生まれ。3歳のときに、吉原の引手茶屋「松葉屋」の養女となる。昭和13年、第一東京市立高等女学校を卒業後、養母の仕事を手伝いながら、茶屋の女将として仕込まれる。昭和26年、養母亡きあと、料亭「松葉屋」の女将を引き継ぐ。昭和33年の売春防止法施行後は、作家・久保田万太郎の支援を受け、花魁道中を復活。「はとバス」の夜のお江戸コースの中で、昔の吉原情緒を垣間見ることができた。松葉屋は平成10年惜しまれつつ廃業。平成17年、85歳で没。

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