「即興詩人」のイタリア
ローマへ、そして地中海へ
第12回JTB紀行文学
大賞受賞作
森鴎外訳「即興詩人」に誘われ、著者はイタリアを訪ね歩く。豊穣な歴史、文化、美術、音楽などにも触れた文学紀行エッセイ。
【解説: 武谷なおみ 】
「ロオマに往きしことある人はピアツツア、バルベリイニを知りたるべし」、文語による翻訳の精華といわれる鴎外訳「即興詩人」。作中の一文一文に導かれ、著者は作品の舞台であるイタリアを端から訪ね歩く。今も語る風景は単なる観光案内にとどまらず、豊穣なヨーロッパの歴史、文化、美術、音楽の姿を垣間見せる。練達の著者による文学紀行エッセー。第12回JTB紀行文学大賞受賞作。
1 ローマに生れて(バルベリイニ広場
骸骨寺 ほか)
2 吾友ベルナルドオ(コリゼエオ
曠野 ほか)
3 黒い瞳の歌姫(恋の毒
ローマの謝肉祭 ほか)
4 いざ地中海へ(ツスクルム
トルレ、ヂ、トレ、ポンテ ほか)
5 ナポリの即興詩人(サン、カルロ劇場
ソレントへ ほか)
6 流離と再会(チヲリ
ネピ、テルニイ ほか)
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