妖魅は戯る 文豪怪談傑作選・大正篇
鈴木 三重吉 著 , 中 勘助 著 , 内田 百(けん) 「けん」は「もんがまえ」に「月」 著 , 寺田 寅彦 著 , 志賀 直哉 著 , 田中 貢太郎 著 , 岡本 綺堂 著 , 東 雅夫 編集
震災前夜に花開いた
知られざる名作怪談!
文化の花開いた時代、文豪たちは怪奇な夢を見た。鈴木三重吉、中勘助、内田百(けん)、寺田寅彦、そして志賀直哉。人智の裏、自然の恐怖と美を描く。
内田 百(けん) 「けん」は「もんがまえ」に「月」
ウチダ ヒャッケン
1889-1971。岡山市の生まれ。本名は栄造。ペンネームは郷里の百(けん)川にちなむ。旧制六高在学中は俳句に親しむ。東大ドイツ文学科卒。陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学等でドイツ語を教える。教師をやめたのち作家活動に入り、特異な幻想をつづった短編集「冥途」「旅順入城式」を発表。飄逸な「百鬼園随筆」によってひろく世に出た。借金術の大家で、鉄道好きとしても知られていた。
近代日本の文豪たちを魅了した「夢と幽霊の掌篇」の系譜を時代ごとに跡づける画期的アンソロジーの第二巻。自由で華やいだ大正の御代に絢爛と開花した夢怪談の数々―鈴木三重吉、中勘助をはじめ「夢十夜」の後裔たる漱石山脈の作家たちに加えて、志賀直哉の知られざる怪談文芸作品を集大成。巻末特別企画として、寺田寅彦、内田百〓(けん)、田中貢太郎、岡本綺堂の関東大震災体験記集を収録した。
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