世にも美しい数学入門

藤原 正彦 著 , 小川 洋子

数学者は、「数学は、ただ圧倒的に美しいものです」とはっきり言い切る。作家は、想像力に裏打ちされた鋭い質問によって、美しさの核心に迫っていく。

世にも美しい数学入門
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 798円(税込)
  • Cコード:0241
  • 整理番号:11
  • 刊行日: 2005/04/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:176
  • ISBN:4-480-68711-4
  • JANコード:9784480687111
小川 洋子
小川 洋子

オガワ ヨウコ

1962年岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。91年「妊娠カレンダー」で第104回芥川賞を受賞。その後も様々な作品を通じて、私たちを静謐な世界へと導いてくれている。著書に『冷めない紅茶』『ホテル・アイリス』『沈黙博物館』『アンネ・フランクの日記』『偶然の祝福』『まぶた』『博士の愛した数式』『ブラフマンの埋葬』『世にも美しい数学入門』(藤原正彦氏との共著)『ミーナの行進』(谷崎潤一郎賞受賞)などがある。

著者に関する情報

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この本の内容

「美しい数学ほど、後になって役に立つものだ」数学者は、はっきりと言い切る。想像力に裏打ちされた鋭い質問によって、作家は、美しさの核心に迫っていく。

この本の目次

第1部 美しくなければ数学ではない(恋する数学者たちの集中力
数学は役に立たないから素晴らしい
俳句と日本人の美的感受性
永遠の真理のもつ美しさ
天才数学者の生まれる条件 ほか)
第2部 神様が隠している美しい秩序(三角数はエレガントな数字
数学は実験科学のようなもの
幾何と代数の奇妙な関係について
ヨーロッパ人とインド人の包容力
素数=混沌のなかの美の秩序 ほか)

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