データはウソをつく 

谷岡 一郎

だまされないために

正しい手順や方法が用いられないと、データは妖怪のように化けてしまうことがある。本書では、世にあふれる数字や情報の中から、本物を見分けるコツを伝授する。

データはウソをつく 
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 798円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:59
  • 刊行日: 2007/05/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:176
  • ISBN:978-4-480-68759-3
  • JANコード:9784480687593
谷岡 一郎
谷岡 一郎

タニオカ イチロウ

1956年大阪生まれ。1980年に慶鷹義塾大学法学部を卒業後、1983年商カリフォルニア大学行政管理学修士課程を修了、1989年社会学部博士課程を修了(Ph.D.)。大阪商業大学教授を経て、1997年大阪商業大学学長、2005年学校法入谷岡学園理事長。専門は犯罪学、ギャンブル社会学、社会調査論。著書に『「社会調査」のウソ――リサーチ・リテラシーのすすめ』(文春新書)、『ツキの法則――「賭け方」と「勝敗」の科学』(PHP新書)、『データはウソをつく――科学的な社会調査の方法』『SFはこれを読め!』『はじめての刑法入門』(以上、ちくまプリマー新書)など多数。

推薦のことば

良心的エセリテラシストに告ぐ パオロ・マッツァリーノ

[全文を読む]

この本の内容

正しい手順や方法が用いられないと、データは妖怪のように化けてしまうことがある。本書では、世にあふれる数字や情報の中から、本物を見分けるコツを伝授する。

この本の目次

第1章 社会科学における「事実」認定プロセス(事実とは何か
帰納と演繹
社会科学における事実
社会科学界の事実とは)
第2章 マスコミはいかに事実をねじ曲げるのか(世論の誘導―ニュースの選択と比重
意図的な省略と曲解
表現と誘導
データの誤用と悪用
相関と因果)
第3章 実際にデータを分析してみよう―カフェインと心臓の健康度(トピックと仮説
結果に影響を与えるかもしれない変数
データ・プロセス
分析
可能性の追求)
第4章 質問票作りのむつかしさ(測定の妥当性と信頼性
用語と選択肢
順序とレイアウト)
第5章 リサーチ・リテラシーとセレンディピティ(「痴」は世界を駆けめぐる
学問に向いていない人々
「学ぶ」という楽しみ)

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