音楽を「考える」

茂木 健一郎 著 , 江村 哲二

音楽の「美しさ」というミステリー

私たちはなぜ音楽を「聴く」のか? オーケストラが奏でる美しきメロディは「いかに生きるか」を問いながら鳴り響く。脳科学者と作曲家が語り尽くす豊饒な世界。

音楽を「考える」
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 798円(税込)
  • Cコード:0273
  • 整理番号:58
  • 刊行日: 2007/05/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:192
  • ISBN:978-4-480-68760-9
  • JANコード:9784480687609
茂木 健一郎
茂木 健一郎

モギ ケンイチロウ

1962年生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京工業大学大学院連携教授。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。「クオリア」をキーワードとして、心と脳の関係を探究している。著書に『意識とはなにか』『「脳」整理法』(以上、ちくま新書)、『生きて死ぬ私』(ちくま文庫)、『クオリア入門』(ちくま学芸文庫)、『脳とクオリア』(日経サイエンス社)、『心を生みだす脳のシステム』(NHKブックス)、『ひらめき脳』(新潮新書)、『脳と仮想』(新潮文庫)など多数。(著者近影:坂本真典)

著者に関する情報

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江村 哲二
江村 哲二

エムラ テツジ

1960年兵庫県生まれ。作曲家。金城学院大学人間科学部教授(作曲学)。名古屋工業大学大学院修了。作曲を独学で学び、内外での受賞歴多数。第2回ウィトルド・ルトスワフスキ国際作曲コンクール第1位、平成四年度文化庁舞台芸術創作奨励特別賞、第4回芥川作曲賞、第9回ブザンソン国際作曲コンクール第1位。2007年5月26日大阪いずみホール「TRANSMUSIC 対話する作曲家 江村哲二〜脳科学者 茂木健一郎を迎えて」において新作《可能無限への頌詩 語りとオーケストラのための〜茂木健一郎の英詩による〜》を発表した。

この本の内容

私たちはなぜ音楽を「聴く」のか?オーケストラが奏でる圧倒的な美しさの背景には「生きる」という通奏低音が響いていた。脳科学者と作曲家が出会い、語り尽くす。

この本の目次

第1楽章 音楽を「聴く」(世界には掛け値なしの芸術作品が存在している
モーツァルトが抱えていた「闇」は創造の本質を物語る ほか)
第2楽章 音楽を「知る」(西洋音楽を考える基本要素―楽譜中心主義
日本人としてのオリジナリティ ほか)
第3楽章 音楽に「出会う」(芸術とポピュリズムの狭間で
現代音楽入門―無調・12音技法はなぜ生まれたか? ほか)
第4楽章 音楽を「考える」(クラシックは日本に浸透するか?「一%」の高い壁
「お子様向けクラシック」を排除しよう! ほか)

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