川を旅する

池内 紀

知恵と恵みと楽しみと

日本にはたくさんの川がある。そのひとつひとつには固有の表情があり、独自の文化・歴史がある。水とともに生きる人々の知恵を発見する味わい深い紀行エッセイ。

川を旅する
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 819円(税込)
  • Cコード:0226
  • 整理番号:63
  • 刊行日: 2007/07/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-68763-0
  • JANコード:9784480687630
池内 紀
池内 紀

イケウチ オサム

1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。エッセイスト。主な著書に、『ウィーン・都市の詩学』(73年)、『諷刺の文学』(78年・亀井勝一郎賞)、『海山のあいだ』(94年・講談社エッセイ賞)、『見知らぬオトカム――辻まことの肖像』(97年)、『ゲーテさんこんばんは』(2001年・桑原武夫学芸賞)、『二列目の人生』(03年)、『ひとり旅は楽し』(04年)、『森の紳士録』(05年)、『池内紀の仕事場』(全8巻・04年−05年)など。主な訳書に、カネッティ『眩暈』(1972年)、ジュースキント『香水』(88年)、ロート『聖なる酔っ払いの伝説』(89年)、ゲーテ『ファウスト』(99年・毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全6巻・2000年−02年・日本翻訳文化賞)など。

この本の内容

日本にはたくさんの川がある。そのひとつひとつには固有の表情があり、独自の文化・歴史がある。水とともに生きる人々の知恵を発見する味わい深い紀行エッセイ。

この本の目次

序章 思い出のある川(白なめし革 市川(兵庫県)
壺中天 多摩川(山梨県・東京都))
第1章 岩を噛むように水が奔っていた(脚のあるイワナ 留辺志部川(北海道)
イ・シカリ・ベツ 石狩川(北海道) ほか)
第2章 川波がキラキラと光っている(種川の制 三面川(新潟県)
秩父山塊 中津川(埼玉県) ほか)
第3章 町の中に川をもつのは幸せだ(水の道 疋田川・笙ノ川(福井県・滋賀県)
お水送り 遠敷川(福井県) ほか)
終章 川を巡りながら考えた

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