未来形の読書術

石原 千秋

なぜ、あなたは本を読むのか?

私たちは、なぜ本を読むのだろう。「読めばわかる」というレベルを超えて、世界の果てまで「自分」を追いかけていく、めまいがしそうな試みこそ、読書の楽しみだ。

未来形の読書術
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 756円(税込)
  • Cコード:0290
  • 整理番号:62
  • 刊行日: 2007/07/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:160
  • ISBN:978-4-480-68764-7
  • JANコード:9784480687647
石原 千秋
石原 千秋

イシハラ チアキ

1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程後期中退。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。文学テクストを現代思想の枠組を使って分析、時代状況ともリンクさせた斬新な読みを展開する。また、20年以上高校国語教科書の編集委員をつとめた経験から、国語教科書や入試国語の読解を通した問題提起も積極的に行っている。著書に『国語教科書の思想』『教養としての大学受験国語』『大学受験のための小説講義』『大学生の論文執筆法』(ちくま新書)、『未来形の読書術』『ケータイ小説は文学か』(ちくまプリマー新書)、『テクストはまちがわない』(筑摩書房)、『漱石と三人の読者』『百年前の私たち』『中学入試国語のルール』(講談社現代新書)、『秘伝中学入試国語読解法』『学生と読む『三四郎』』『秘伝大学受験の国語力』(新潮選書)、『評論入門のための高校入試国語』『小説入門のための高校入試国語』(NHKブックス)、『謎とき村上春樹』(光文社新書)、『受験国語が君を救う!』(河出書房新社)などがある。

著者からのメッセージ

ファッションとしての読書[全文を読む]

この本の内容

なぜ、あなたは本を読むのか?「自分探し」を超えた刺激的な読書法。

この本の目次

第1章 本を読む前にわかること(本は自分を映す鏡だ
未来形の自分を求めて ほか)
第2章 小説とはどういうものか(『電車男』は文学か
物語の四つの型 ほか)
第3章 読者はどういう仕事をするのか(小説は穴ぼこだらけ
作家は隠すことで読者から小説を守る ほか)
第4章 「正しさ」は変わることがある(評論を面白く読むコツ
論理は一つではない ほか)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可