自然を感じるこころ
人間・自然・言葉
日本でも注目され始めたネイチャーライティング。人は自然をどう感じてきたか。なぜ人には自然が必要なのか。味わい豊かな作品を通じ、人と自然の関係を再確認する。
風景に包まれ、動物と出あい、土に還る。人はその至福を言葉で表現する。味わい豊かな名作を紹介しながら、人と自然のつながりを再確認する一冊。
1 なぜ自然を見るのか?―“交感”の思考(なぜ雨が降るのか?
なぜ丘に登るのか?
なぜ風景に見とれるのか?)
2 なぜ動物を見るのか?―化身・同化・他者(狐になる―石牟礼道子『椿の海の記』
イタチと出遭う―アニー・ディラード「イタチの生き方」
他者としての動物―ロバート・フィンチ「鯨のように」
異界としての自然―エドワード・アビー
生きものたちの時間―加藤幸子『池辺の棲家』)
3 ネイチャーライティング
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