故郷の風景 ─もの神・たま神と三つの時空
知らないのに、
なぜなつかしいのだろう
日本人の心の原点。それは、自然や神仏と接する、三つの時空流れる故郷の風景である。失われた近代日本の土俗の風物と暮らしを美しい文章で辿り返し、体感する。
佐藤 正英
サトウ マサヒデ
1936年生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業。現在、東京大学名誉教授、著書に、『歎異抄論釈』（青土社）、『親鸞入門』（ちくま新書）、『甲陽軍鑑』『隠遁の思想』（ともにちくま学芸文庫）、『日本倫理思想史』（東京大学出版会）、『聖徳太子の仏法』（講談社現代新書）、『小林秀雄』（講談社）など多数。
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