坂口 安吾
サカグチ アンゴ
1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。
一切の整理を排して書かれた順に読む!作家の全著作をジャンルに依らず生成発表順に編集。1953年4月〜1954年8月。
馬庭念流のこと
文芸時評〔1953.4.1〜8.1〕
梟雄
選挙殺人事件
中庸
作家の言葉
〔石川淳「鷹」推薦文〕
山の神殺人
正午の殺人
決戦川中島 上杉謙信の巻〔ほか〕
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