渡邊二郎著作集 6 ニーチェと実存思想

渡邊 二郎 著 , 高山 守 編集 , 千田 義光 編集 , 久保 陽一 編集 , 榊原 哲也 編集 , 森 一郎 編集

著者自身の
哲学観を披瀝した名講義

日本の哲学研究をリードし続けた偉大な著者の緻密な考究と真摯な思索の集成。自らの哲学観を披瀝した『ニヒリズム』他を収録する。解題・清水真木

渡邊二郎著作集 6 ニーチェと実存思想
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 7,350円(税込)
  • Cコード:0310
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2010/11/15
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:624
  • ISBN:978-4-480-75266-6
  • JANコード:9784480752666
渡邊 二郎
渡邊 二郎

ワタナベ ジロウ

1931年10月15日、東京に生まれる。1949年、東京大学入学、53年、文学部哲学科卒業。58年、大学院人文科学研究科哲学専門博士課程、単位修得満期退学。63年、論文「ハイデッガー哲学の研究」により、文学博士(東京大学)。1958年、成城大学文芸学部専任講師。62年、助教授。64年、東京大学文学部助教授。67-69年、フンボルト財団奨学生として、ドイツのフライブルク大学に研究滞在。78年、東京大学文学部教授。92年、放送大学教養学部教授、東京大学名誉教授。2002年、放送大学名誉教授。日本哲学会委員長、哲学会理事長、実存思想協会理事長、日本シェリング協会会長、世界哲学会運営委員、日本学術会議哲学研究連絡委員長、等を歴任。2008年2月12日、膵臓癌のため逝去。

この本の内容

『ニヒリズム』「運命愛の精神で生きる」存在することの“無意味”と向き合う―生きる勇気をもつために。著者自身の哲学観を披瀝した名講義。

この本の目次

1 ニヒリズム―内面性の現象学(哲学の根本問題
ニヒリズムの問題現象
自己への生成とその全体)
2 ニーチェ研究(ニーチェの言語的世界
ニーチェの身体論 ほか)
3 実存思想研究(実存哲学と人間
現代人の内面 ほか)
4 小品集―ニヒリズムを見つめて(主体性と客体性の相剋
研究ノート・ニーチェの遺稿に驚く ほか)

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